2022.10.2
初めてスパイスカレーを作る前に知っておきたいインドカレーとスリランカカレーの違い３つ
こんにちは！ヘラ味屋です。
この記事は、
スリランカカレーとインドカレーの違い
について知りたい方のために、
疑問を解決していただける内容となっています。
スパイスカレーについて
少し詳しくなれて、
最後にはとっておきの絶品スパイスカレーレシピ２品分をGETできる！
お得な内容となっていますので、
ぜひ最後までお楽しみください。
目次
スリランカカレーとインドカレーの違い
スリランカカレーとインドカレーは、
作り方がそもそも違うのですが、
それ以前に大きな違いが3つあります 。
作り方以前の大きな違い3点
[大きな３つの違い]
1. スパイスとスパイス以外の使う材料
2. スパイスの分量
3. パウダースパイスの乾燥具合
ここでこんな疑問が湧きませんか？
スパイスが違ったりその分量が違ったりするのはわかるけれども、
３つ目の
「乾燥って何のこと？？」
そんな疑問も含めて
それぞれについて詳しく説明していくとこうなります。
1.2.材料の違いとスパイスの分量
使う材料・スパイスは、大まかにわかりやすく表すと、下記のグラフの通りです↓
インド産カレーパウダー /
スリランカ産カレーパウダー ２種セット
インドカレーはヨーグルトや生クリーム、
バターを使うのに対して、
スリランカカレーはココナッツミルクや
ココナッツオイルを使います。
他にも違いはたくさんありますよ。
例えば、
スリランカでは、
ゴラカ、ランペ、モルディブフィッシュなどの食材も使いますが、
インドでは、
その食材はほとんどレシピに登場しません。
余談ですが、
タマリンドはインドでもスリランカでも使います。
タマリンドの木から採れた「タマリンド」はこちら↓
この実の中身が、
カレー作りなど料理に使われます。
先日スリランカに帰った時の写真と動画です。
日本では見られない光景ですよね！
希少なので、タマリンドを採るところを撮影してきました。
こちら↓
余談でしたが、では次に、
それぞれのカレーパウダーの原材料を比べてみましょう。
使うスパイスの違いが見えてきます。
[インド産カレーパウダー]
コリアンダー、ターメリック、カルダモン、ドライマンゴ、シナモン、フェンネルシード、塩、ベイリーフ、スターアニス、ドライジンジャー、クミン、ガーリック、フェヌグリーク、カレーリーフ、クローブ
[スリランカ産カレーパウダー]
コリアンダー、クミン、フェンネル、ターメリック、マスタード、フェヌグリーク、シナモン、パンダンリーフ、カレーリーフ、ニンニク、クローブ、カルダモン
※カレーパウダーはメーカーによって原材料が様々ですが、こちらは代表的なものとなりますのでご参考ください—
ここでわかるように、
インド産にないもの（パンダンリーフ、カレーリーフ等）が
スリランカ産には含まれていたりします。
分量配分も違います。
インド産はターメリックが多いのが特徴的。
この、「ターメリックが多い」というだけでも、カレーの味が全然違ってくるんですよ。
3.パウダースパイスの乾燥
乾燥度合いが違うことも決定的な違いです。
スパイスの乾燥とは
スパイスを粉末にしてから広げて乾燥させる
過程のことです。
コリアンダーやフェンネルなどの「ホール状態を
粉末にしたものがパウダースパイス」
ですが、
パウダーにした後、
平らに広げて乾燥させる最後の過程で、
スリランカ産はしっかりと乾燥させるのが
特徴的です。
インドのパウダーは、
乾燥の時間が非常に短く生っぽい
という表現が最適かもしれません。
一方、
スリランカ産はローストでなくても
よく乾燥させるためにあえて若干火にかけることもあります。
スリランカのカレーは「味に深みがある」と良く言われていますが、
調理法や食材以外に「乾燥」こそが
味の深みが増すポイントとも言えます。
インドとスリランカのそれぞれの主食
よく、
ナンはスリランカでも食べるイメージが
ありますが、
ナンはインド料理でスリランカの家庭では食卓に並びません。
ナンはインド料理、スリランカの主食は主にライス
では、
スリランカの主食はと言うと、
ライスが主です。
他にはドーサやパラタ、ストリングホッパーなども食されます。
これは、南インドでも同じです。
南インドはスリランカに近く、
料理は似ていますが、使うスパイスにおいては、やはり違います。
スパイスから作る本格的なスリランカカレーの作り方
さて、
早速美味しいスリランカカレーを作ってみましょう！
ちょっとその前に・・・
こんな疑問を持っていませんか？？
✔️おいしいカレーを作るために、どのスパイスが必要？
✔️コクを出したりレストランで食べたカレーが忘れられなくて、美味しく作りたいけれど、何かコツがある？どのスパイスが必要？
そんな質問に回答するとこうなります。
コクを出すには、
ココナッツミルクを使ったカレーには
フェヌグリークが必要不可欠です。
また、レストランのような香り豊かな
深みのあるカレーを作るには、
パウダースパイス以外に
ホールスパイスを適量入れる事です。
例えば、
このスパイスは揃えておいてください。
カレーリーフ
フェヌグリーク
クローブ
グリーンカルダモンシナモンホール
シナモンスティック
揃えておくべきパウダースパイスはこちら↓
ターメリック
チリパウダー
スリランカ産カレーパウダー
色味を出すためのパプリカパウダー
（カレーの色味を良くしたいだとか辛くするのが苦手でチリパウダーを入れたくないと言う方にパプリカパウダーはおすすめ）
これらは最低限必要です。
油を使わないヘルシーなスパイスカレー
「スリランカ料理パリップカレー」（豆カレー）
モルディブフィッシュを入れても美味しくなります。
< パリップカレー (豆カレー) 3〜4人分>
材料
①マスールダール(豆) 150g
②スパイス(塩小さじ1 カレーパウダー小さじ1.5 チリパウダー小さじ0.5 ターメリック小さじ1
③シナモン1cm×2cm程度(お好みで増やしてもGOOD) カレーリーフひとつまみ フェヌグリーク30粒程度 カルダモン2粒 クローブ3粒
④ココナッツミルクパウダー 40g
玉ねぎ½ 〜¼ 個
トマト¼個
ー作り方ー
①の豆を3回くらいボールに入れて洗って、きる。
②と③を(洗って水を切った豆の)ボールの中に一緒にいれる。
玉ねぎを薄くスライスし､トマトは細かく切って それもボールに一緒に入れる。
—-材料はココナッツミルクパウダー以外はボールに入った状態になります—-
鍋に水を300ml程度(※豆がかくれて水が多い状態まで) 入れて、
ボールの中身を全て鍋に投入する｡
（※鍋のサイズ=直径20cm未満 高さ7cm以上のものが良い）
火をつける[強火]
じっくりと豆が柔らかくなるまで
時々混ぜて､観察します｡
※ポイント 豆が柔らかくなるまで煮ます｡
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スリランカ産カレーパウダーで作る絶品「魚カレー」
隠し味に〇〇を・・・
隠し味に〇〇・・・
気になりますよね！
これを入れるとものすごく
美味しくなります。
「魚カレーにはフェンネルを」
魚の中でも
とくに、サーモンとフェンネルの相性がよく、
絶品スパイスカレーに仕上がりますよ！
さらに、フェンネルには
身体に嬉しいこんな効能があります。
✔️身体の代謝を上げて胃腸を整える作用
✔️コレステロール値を調整する食物繊維が豊富
ー作り方ー
鍋に油とサーモンや鯖など、
お好みの食べやすくカットした魚を入れて、
＜フェンネルシード小さじ1弱＞
塩
あらびきのブラックペッパー
をふりかけて両面焼きます。
半生でok！
それをお皿に入れて横に置きます。
同じ鍋に、再び油を入れて
ニンニクしょうがを入れて、
火をつけて香りが立ったら
玉ねぎ半分をスライスしたものと、
クローブ3粒
カルダモン3粒
シナモン1cm
を軽く潰して入れます。
フェヌグリーク20粒ほど
カレーリーフひとつまみ
も 入れます。
塩を好みの量をふりかけます。小さじ１程度
玉ねぎがしんなりとして
甘みが出てきて 黄色くなったら、
横に置いていた魚を全て入れて、
ターメリック小さじ1/3
チリパウダー小さじ1/3
（好みで足してもok）
カレーパウダー スリランカ産 小さじ1
＜フェンネルパウダー小さじ2/3＞
を全体に入れて
絡めながら中火でさっと火を通して、
水を入れます。
水は 具材がギリギリ浸る程度入れます。
↓
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使ったスパイスのご紹介
- クローブ
- カルダモン
- シナモン
- フェヌグリーク
- カレーリーフ
- スリランカ産カレーパウダー
- チリパウダー
- ターメリック
- パプリカパウダー
- ココナッツミルクパウダー
- フェンネルシード
- モルディブフィッシュ
- 粗挽きブラックペッパー
- フェンネルパウダー
まとめ
まとめると、インドカレーとスリランカカレーの違いは、使う原材料、スパイスの分量と乾燥度合いです。
違いを試すには、
２種のカレーパウダーセットを買って、
どちらも使ってみるのがおすすめ！
そんな試すには最適なセットは、こちらでご購入いただけます↓
インド産カレーパウダー /
スリランカ産カレーパウダー ２種セット
