About Sri Lanka スリランカについて

モルディブフィッシュの特徴

こんにちは！ヘラ味屋です。

今回は、スリランカ料理や南インド料理の
スパイス料理のレシピ本などにもよく登場する、
モルディブフィッシュ / Maldive Fish (Chips) のご紹介です。


モルディブフィッシュとは、

モルディブで伝統的に生産されている、
マグロを乾燥させて固くさせた食品のことです。

スリランカやモルディブ、インド南部（主にラクシャディープ諸島、ケララ州、タミルナードゥ州）で使われている食品なんですよ。

モルディブフィッシュは英語ですが、

シンハラ語では
ウンバラカダ/Umbalakada（උම්බලකඩ）

と言います。 …ちょっと言いにくいですね。

また、
モルディブフィッシュは
ヘラ味屋で販売しています ← clik

モルディブフィッシュの食べ方

パリップカレー（ダールカレー）に入れると美味しい

スリランカの家庭では
普段作るパリップカレー（豆カレー）に
モルディブフィッシュを入れて作ることもあります。

どの程度入れるかと言うと、
3-4人前の分量に対してティースプーン2杯程度が
ちょうど良いですね。
3杯入れてもOK！

コクが増して、
卵やパンによく合う味わいに仕上がります。

パンに付けて食べるのがおすすめ！
（日本国内のパンの中では、
フランスパンがスリランカのパンに一番似ています）

シー二サンボールにはモルディブフィッシュが味の深みのポイントになる

スリランカの食卓によく出てくる、シーニサンボール（Seeni sambol）。
モルディブフィッシュを入れる料理の一つです。

パンに挟んで食べるのも美味しいので、
朝食におすすめのスリランカ料理です。

スリランカのお母さん達は、とても簡単で、
美味しいので
忙しい朝によく作ります。

シーニサンボールをパンに挟んで、
さらに
ゆで卵をトッピングして食べるスタイルがスリランカ流です。

材料は冷蔵庫に常備しているようなものばかり。
こちらです↓
玉ねぎ
砂糖・塩
タマリンド
モルディブフィッシュ
ココナッツオイルやオリーブオイルなどの油
［スパイス］
チリピース
カルダモン
クローブ
シナモン
カレーリーフ

タマリンドやスパイスなど、お持ちでない方はこちらから
お買い求めいただけます。

カッタサンボールも絶品！ホッパーに合わせて美味しい

食べるラー油のような見た目の
カッタサンボール（කට්ට සම්බෝල）
Katta Sambol。

これは、よく
ホッパーやエッグホッパー
と呼ばれるスリランカ料理
（ヘラ味屋で先日イベントで出した料理で
スリランカで大人気のストリートフード）
に付けて食されています。

モルディブフィッシュは鰹節と同じなのか?

同じではありません。
日本の鰹節と違って、モルディブフィッシュはカビつけをしません。
（鰹節とは鰹の身を茹でて油を抜いて乾燥させた後、カビで水分を抜いた状態のものを言います。）

生利節（生り節、なまりぶし）とは同じ?

これも同じではありません。
なまり節とは、
（生のカツオをさばきいた後、蒸す、茹でるなど加熱処理行い、一度だけ燻製（焙煎）した加工品のことです。）

モルディブフィッシュはマグロを固く乾燥させ発酵させています。

スリランカでは比較的高価なモルディブフィッシュ

スリランカでは、
家庭料理で毎日のように食べる
パリップカレー（豆カレー）に、
モルディブフィッシュを入れる時は
ほんの少しだけ入れる家庭がほとんどです。

なぜ、ほんの少しなのか。。。

それは、
モルディブフィッシュは
スリランカ人にとって高価だからです。

２０２２年、モルディブフィッシュも価格高騰

2022年に入り、
スリランカの物価の上昇で
ここまで価格が変わりました。

モルディブフィッシュの価格は
2021年で300ルピー程度だったのが、
2022年では600ルピーとなり、
さらに
9月頃からは700ルピーと

ここ1年内で、
過去にない価格の上昇となりました。

2022年11月7日現在、[ 100スリランカ・ルピー ] = 40.99円 です。
[スリランカの平均賃金は日本円で3万円から5万円程度]

まとめ

モルディブフィッシュはヘラ味屋で店内とオンラインショップで販売しています。

お気軽に、
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LINEでもOK！！